ショコラ回復中

ぺろぺろぺろ、といつの間にやらキャットタワーにのぼり、

毛づくろいをしていたショコラ。

夕方のことです。

「お腹、見ないでにゃ。」

昨日から、ショコラは床にだらんとお腹を出して仰向けと横向きの

中間くらいの態勢でいることが増えました。

箱座りはしません。



食欲は旺盛で、薬も飲みますが、トイレがイマイチです。

明日、術後の経過を見てもらうため病院に行きます。



結局、昨夜、ゲージを組み立てて、夜と外出時には、

そこで休んでもらいました。

まだ、時たま、しろねが「しゃーーっ」と威嚇します。

「だってだって・・・」

最近のしろねのブーム、「紅茶ポットにスリスリ」ポーズです。

ためしに、カラーをはずしたショコラを見せてみたのですが、

威嚇します・・・。

でも、ショコラに近寄って、お尻や体をちょちょいと舐めたりもします。

心境がわかりません。。。





人間だって、子宮をとるのはとても大変なことですから、

猫だって、一大事、

わかっていたつもりでした。

でも、やっぱり認識が甘かったです。

避妊させるのも、何度も夫婦で話し合っての結論でしたが、

元気なショコラ、が当たり前になっていた私にとって、

この手術は、ちょっとずしんときています。

しろねにも、こんなに影響を与えるとは予想していませんでした。



この気持ちを忘れずに行きたいなと思います。

ショコラ帰宅

「にゃん・・・・・・・・・」

久しぶりに、一人っ子に戻ったしろねは、

始めちょっとのびのびしている感じでした。

でも、次第に、いつもと違うことに気がつき・・・



今朝は、紅茶ポットにあごをのせて、とても寂しそうでした。

私たちも、いつもと違う静けさに、何度も「ショコラどうしてるかな？」

「泣いてるかな？」幾度なくつぶやき。



さぁ、急いでショコラをお迎えに行ってくるからね、しろね！

いざ、病院へ。





お医者さんの説明を聞いたあと、

かごに入れられたショコラがやってきました。



「ショコラ！頑張ったね！」

かごに顔を近づける飼い主♂＆♀

なのに、ショコラは、「ぷいっ」と顔を背けてしまいました。

「い、いじけた？怒ってる？」戸惑う私たち。

看護婦さんに抵抗しながらも、かごから出てきた

ショコラをつれて帰宅しました。



今度は、しろねの反応が気になります。

「だ、だれにゃん？あれなににゃん？」

「疲れたにゃ。」

お腹にばんそうこう、首にはエリザベスカラーをしているショコラに

しろねびびりまくり。

しーーっしーーーっしゃーーっしゃーーっ！威嚇するしろね。



一方のショコラは、しろねの威嚇はあまり気にせず・・・

それよりカラーのせいで上手く歩けずに、

「おかしいにゃ？どうしたんだにゃ？」と調子が出ません。





1時間後、

「きゅうけいにゃ。」

飼い主♂の足元で、

のどをごろごろ言わせて落ち着いてきたショコラ。

ご飯、お薬もしっかりとり、トイレも済ませました。





心配なのは、しろねの方です。

大変だったのはショコラなんですよ〜、しろね〜、

困ったなぁ。

明日、二匹だけにして家を開けるのが心配です。

ちょっと考えなくては。

ショコラ病院へ

「うううむ。これから、何が待っているのだろう・・・」

「ショコラはどこに行くの？」

えっとですね〜、それはですね〜・・・

病院です。

ショコラの避妊手術をお願いに、状態を見てもらったところ、

ちょうど手術のキャンセルが出たということで、

急遽、そのまま午後手術へ。

それが昨日、朝のことでした。



一日居ないだけで、家の中ってずいぶんと静かになるものですね。



本日、これからお迎えに行きます。